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ブルーノイズ

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2012-11-25

06:33

お前たちの言うことは信用できないということが分かった

壁を歩く人はいないし地面で泳ぐ人もいない

君はそこらじゅうに遍在して僕の感覚を狂わせるけど

確かなことだけを書いたこの本が一冊あればいい


止まない雨はないし明けない夜はない

けど僕らは瞬間の中に永遠を生きることもできる

地球を砕くほどのハンマーを持ってきたとしても

走り回るネズミ一匹潰すこともできないだろう



06:31

ぐるぐる迷っているうちにサンダルもなくしてしまっていた

何かを鈍く叩く音が響き続けるこのバス停には

誰もいない 猫さえいない 色あせたガラス瓶と缶と

板と釘が散らばるだけ そうだ これであれができる


水の中でしか使えない言葉が少しだけあるらしい

状況を瞬時に判断せよ 使えるリソースは数少ない

岩と草の間を通り抜けるように部屋を作ろう

乾ききった燻製が丁寧に話を聞いてくれるだろう


06:32

彼や彼女のその臆病さが悪い妖怪を惹きつける


俺に季節を教えてください


手のひらから少しずつ大事な思い出が蒸発してしまう


空から無数の細い糸が降りてきて

夜行列車の光が世界を二つに分けて行く


右手から龍が抜け出していく

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